相続するなら現金か不動産どっちが得?メリット・デメリットをそれぞれ解説

2024-07-30

相続

相続するなら現金か不動産どっちが得?メリット・デメリットをそれぞれ解説

遺産に不動産が含まれている場合、そのままの形で受け継ぐべきか現金化すべきか、どっちが得か悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、相続するなら現金か不動産どっちが得かや、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
ご自身に合った、より適切な形を検討するのにお役立てください。

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相続するなら現金か不動産どっちが得?

状況にもよりますが、一般的には不動産のほうが節税効果が高く、お得になる可能性が高いです。
相続税の計算のしくみでは、現金はそのままの価値で評価されますが、不動産は時価の70%程度で評価されるケースが多く、課税額がより少なくなる可能性が高くなります。
賃貸物件として活用すれば受け継いだあとも安定した収入が期待でき、特定の条件下では相続税の減額措置も適用されるため、さらに減額できる可能性がある点も魅力です。
とはいえ、どちらが得かは一概には言い切れないので、家族の生活状況や物件の活用計画を考慮して選択するのがおすすめです。

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現金で相続するメリット・デメリット

現金は、分けやすく、自由に使い道を決められる点がメリットです。
また、現金はそのまま受け取れるため、遺産分割協議がまとまらない場合も柔軟に対応できます。
複数人で分割する場合でも、平等に分けやすいです。
一方で、相続税の計算ではそのままの価値で評価されてしまうため、節税にはならない点がデメリットです。
不動産として受け取った場合と比べると、相続税が高くなってしまうでしょう。
物価の変動に影響されるため、長期的な視点で見ると資産価値が下がってしまう可能性がある点もデメリットです。

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不動産で相続するメリット・デメリット

メリットは節税効果のほかに、賃貸収入を得られる点が挙げられます。
安定した収入が得られる可能性があり、老後の生活資金確保などに役立つでしょう。
小規模宅地等の特例を利用できる要件を満たしている場合は、土地の評価額を最大で80%減らせるため、相続税の負担を大幅に軽減できます。
一方、不動産は複数人で相続する場合に公平に分割するのが難しく、トラブルの原因になりやすいので注意しましょう。
売却までに時間がかかる点や、管理の手間や維持費用がかかる点もデメリットです。

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まとめ

どちらが得か一概には言い切れませんが、基本的には現金ではなく不動産を受け継ぐほうが節税効果が期待できるため、お得になりやすいです。
現金は分けやすく、使い道も自由なのがメリットですが、節税効果は期待できません。
不動産は分割が難しく、現金化するのに時間がかかる点がデメリットですが、さまざまな節税効果や安定した収入が期待できます。
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