不動産相続は住宅ローンも引き継ぐの?支払わなくて良い場合もご紹介

2024-03-19

相続

不動産相続は住宅ローンも引き継ぐの?支払わなくて良い場合もご紹介

相続が発生した場合、資産だけでなく借金も相続しなければいけないことはご存じでしょうか?
とくに住宅ローンは、借金のなかでも高額になるので、相続しなければいけないとなったら大きな負担になります。
今回は、住宅ローンの残った不動産を相続したらどうなるのか、住宅ローンを支払わなくて良い場合と合わせてご紹介します。

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住宅ローンが残った不動産を相続したらどうなるのか?

まず、不動産だけ相続して、債務は相続しないというわけにはいかず、セットで相続することになるため、その支払いを回避することはできません。
そこで、債務が残った不動産を相続したらどうなるのかを理解しておきましょう。
原則として、債務が残っている場合、その債務は遺族に引き継がれることになります。
住宅ローンであってもその他の借金であっても、被相続人が負っていた借金は、法定相続人が法定相続分を引き継ぐのが原則です。

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不動産相続で住宅ローンを支払わなくて良い場合とは?

不動産の相続を契機に住宅ローンの支払いをしなければならなくなると、生活が苦しくなってしまう方もいるでしょう。
ただ実際は、亡くなった方の住宅ローンは、払わなくても良くなるケースが多いです。
住宅ローンを申し込む場合、団信(団体信用生命保険)と呼ばれる生命保険に加入することがほとんどなので、その名義人が亡くなった際に債務を引き継ぐことなく、債務は完済されることになります。
金融機関にとっても返済が滞ってしまうのは困るため、通常は住宅ローンを組む際に団信に加入することとなります。
つまり、不動産の相続時に債務も引き継ぐのは原則ではありますが、団信に加入していればその債務は無くなると考えて良いということです。

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不動産相続時に住宅ローンに困らないようにする対処法

不動産相続にあたり、住宅ローン返済に困らないようにするためには、前述のとおり、団信に加入しておくことが望ましいです。
しかし、団信は生命保険の一種であるため、健康状態が悪い場合は加入するのが難しいこともあります。
団信に加入していない場合は債務も相続しなければならないため、相続者は返済を続けなければなりません。
ただし、他の保険に加入していれば、その保険金で債務を完済することもできます。
どうしても不動産とともに債務を相続しなければならない場合は、その残高と不動産価値を慎重に比較することが大切です。
残高があまりにも多く、返済が困難になる見通しであるのならば、相続放棄という選択肢もあります。

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まとめ

不動産相続にかかる住宅ローンについては、亡くなった方が団信に加入していれば、引き継がなくて済みます。
実際に不動産を相続することになったら、まずは団信の加入有無を確認するところから始めると良いでしょう。
相続しなければいけない住宅ローンの残債が高額になるようであれば、相続放棄という手段もあります。
宇都宮市で不動産売却をお考えならハウスドゥ宇都宮南がサポートいたします。
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