通常の売却とどう違う?住宅を登録できる空き家バンクとは

2023-12-26

空家

通常の売却とどう違う?住宅を登録できる空き家バンクとは

相続や引っ越しなど、何らかの事情で使用しない空き家を所有することになった方もいるでしょう。
空き家となった住宅は売却する方が多いですが、その際に空き家バンクを利用するケースも多いです。
そこで今回は、空き家バンクとは何か、空き家バンクを利用するメリットとデメリット、空き家バンクでの売却の流れについてご紹介します。

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住宅の売却を助ける空き家バンクとは

空き家バンクは、登録された空き家と購入者をマッチングするためのサービスです。
通常の不動産売却では不動産会社が買主を探し、契約を仲介しますが、空き家バンクでは自治体や委託された運営会社がその役割を果たします。
空き家バンクが設立された背景には、全国的な空き家の増加による社会問題があります。
このサービスは、放置されたまま朽ちていく空き家を減らし、DIYやリノベーションによる改造、古民家カフェとしての活用などを通じて有効に活用する試みです。
空き家バンクは自治体を中心に運営されているため、非営利目的のサービスとなります。

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空き家バンクを利用するメリットとデメリット

空き家バンクに登録すると、買主探しの間口が広がります。
通常、周辺エリアを取り扱っている不動産会社がないと空き家の売却は難しいことがあります。
しかし、空き家バンクを利用すればそのような物件の情報も掲載でき、不動産の購入希望者の目に留まりやすくなります。
仲介手数料も非営利目的であるためかかりません。
一方で、空き家バンクを利用しての売却の場合、手続きは自己責任でおこなう必要があり、これがデメリットとなります。
通常は不動産会社が担う役割の一部、具体的には物件と買主のマッチングまでを空き家バンクが担います。
その後は売主と買主が直接やり取りするため、売買契約に関する取り決めなどでトラブルが発生しやすくなります。

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空き家バンクを利用して住宅を売却する流れ

空き家バンクを利用する際には、まず該当する自治体において空き家バンク制度が存在するかを確認する必要があります。
制度がある場合は、空き家が登録条件を満たしているか確認し、必要な書類を提出して空き家バンクに登録します。
登録条件には、物件が自治体内にあり、不動産会社との媒介契約が結ばれていないこと、そして建築基準法に違反していないことが含まれます。
なお、各自治体の最高責任者が不適切と判断した物件は登録が認められません。
登録後、購入希望者からの連絡があれば、売買契約の条件を交渉し、双方が合意すれば契約を締結して売却が完了します。
ただし、空き家バンクの登録には時間がかかり、また購入希望者が見つかるかどうかも確定的ではないため、最初に不動産会社に相談することがおすすめです。

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まとめ

自治体が運営している空き家バンクを利用すれば、仲介手数料なしでも空き家を売却できます。
ただし売却手続きや条件の交渉は自力でおこなう必要があるため、トラブルになりやすいです。
まずは該当の空き家が売却できるかどうか、不動産会社に打診してみることをおすすめします。
宇都宮市で不動産売却をお考えならハウスドゥ宇都宮南がサポートいたします。
不動産売却でお困りでしたら、当社までお気軽にお問い合わせください!


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