収益物件を売却するタイミングや方法は？高く売るポイントも解説

収益物件で利益を上げるためには、利回りだけでなく売却時にもしっかり利益を確保することを考えなければなりません。
収益物件を高く売るにはちょっとしたポイントが存在するので、ぜひ知っておきましょう。
今回は、収益物件を売却するのに適したタイミングや売却手順、高く売却するためのポイントを解説します。

収益物件を売却するタイミングとは

収益物件を売るのに適したタイミングは、築年数や入居率などから考えるのがおすすめです。
まず、所有年数に関しては、マンションだと築年数が20年を超えると入居者の需要が落ち価値が横ばいになってしまいます。
ただし、5年以下の所有期間で売ってしまうと、税制面で不利になってしまうことに注意しましょう。
築年数が経ち空室期間が長くなってきてから売る場合、満室に近い状態のタイミングで売ることも重要です。
空室対策で家賃を下げると、売却価格に影響します。
もう1つおすすめのタイミングは、大規模修繕が必要になる前です。
タイミングによっては、売却益が落ちても修繕にかかる出費を抑えたほうがお得になることもあります。

収益物件を売却する際の方法・手順

収益物件を売却する方法・手順は、基本的にはマイホームの売却と変わりません。
不動産会社に査定を依頼し、媒介契約を結ぶのが基本です。
しかし、投資用不動産の売却に強い不動産会社を選ぶようにしましょう。
収益物件の場合、売却先は投資家になります。
売り出し価格を決める際は、価格交渉がおこなわれることを前提に考えることが大切です。
もう1つの方法として、早く現金化するために不動産会社の買取を利用することも考えられます。

収益物件を高く売却するための方法とは

収益物件を少しでも高く売る方法は、利回りでアピールできるタイミングを逃さないことです。
マイホームと違い、収益物件の買い手はその物件でどれだけ利益を上げられるかを重視します。
入居者が埋まっているタイミングで収益性の高さをアピールできれば、買い手を早く見つけやすいでしょう。
もう1つのポイントは、物件の適正価格や不動産市場の動向を調べておくことです。
収益物件の売買では、価格交渉がおこなわれます。
しかし、適正価格に近い価格でしかなかなか交渉は成立しないため、まずは交渉が成立しそうなラインを知っておくことが大切です。
また、不動産市場の動向を知り、マンション・アパート価格が高くなっているタイミングで売りに出せれば、高く売りやすくなります。

まとめ

収益物件を売却するのにおすすめのタイミングは、大規模修繕実施前です。
投資用物件の売買に強い不動産会社を探し、仲介を依頼しましょう。
少しでも高く売りたいなら、物件の適正価格を調べておき交渉に備えることが重要です。
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