相続時に用いられる換価分割とは?押さえておきたいポイントを解説

2023-05-16

相続

相続時に用いられる換価分割とは?押さえておきたいポイントを解説

親族が亡くなり遺産を引き継ぐ際、引き継ぐ人物は1人とは限らず、むしろ何人かで分け合うのが一般的です。
ここでは、遺産の分割方法のひとつ換価分割とはどのようなものか、概要とあわせてメリットとデメリット、この分割方法でかかる税金について解説します。
不動産を引き継ぐ予定がある方は参考にしてください。

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相続における換価分割とは?遺産分割協議書の書き方も解説

故人が残した財産を相続人同士で分ける場合、現金や預貯金だったらきれいに分けることができますが、不動産はそうはいきません。
土地を人数分に平等に分けることは難しく、分けることで価値が下がる可能性もあります。
換価分割とは、分けることが難しい遺産を売って現金化し、相続人同士で公平に分ける方法です。
遺産の分け方について全員で話し合いをし、そうして導き出した結果を記載した遺産分割協議書を作成します。
不動産を売却するための名義変更をおこなう場合、相続人全員の共有名義にする方法と代表者を1人決めて単独名義にするという方法があります。
相続によって手にしたはずの財産が贈与と見なされてしまうことがあるため、換価分割で分配する場合は、遺産分割協議書の書き方に注意が必要です。
第三者が見ても換価分割であるとわかるように、換価目的であることと売却した代金の分割率の2点を表記しておかなければなりません。

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相続時に換価分割することのメリットとデメリット

相続で換価分割する場合、不動産や車などの分けにくい物でも現金化することで明確に分割することができる点が大きなメリットです。
また、公平に分けられるので、親族同士でトラブルが発生しにくいメリットもあります。
一方、この方法で分けるためには、思い出のある家や手元に残しておきたい遺産を手放す必要があり、手放したくない方にとってはデメリットとなります。
また、売却時に手数料や譲渡税などが生じる点もデメリットです。

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相続の際に換価分割することでかかる税金の種類

相続のために換価分割をする際、遺産の総額が基礎控除と同額かそれより低い額の場合、相続税は課されませんが、基礎控除額を超えた場合は税金が課されます。
また、現金化するために不動産を売却して利益が出た際には、譲渡所得税が課されます。
一方、この方法では基本的に贈与税は課されません。

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まとめ

換価分割とは、分けることが難しい不動産などを売却し、そうして得た現金を相続人同士で公平に分ける方法です。
基本的に贈与税はかかりませんが贈与税と見なされることがないよう、遺産分割協議書に換価目的であることと売却した代金の分割率を記入する必要があることを覚えておきましょう。
私たち「ハウスドゥ宇都宮南」では、栃木県宇都宮市を中心に不動産の売却をおこなっております。
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